よくある質問

■Q & A
  1. 床暖房のようですが、床材の制約はありますか?
  2. 一般の床暖房と違う点は?
  3. 低温やけどが心配なのですが・・・
  4. 温度設定はできますか?
  5. 利用できる補助金はありますか?
  6. 重い家具などを床に置いても大丈夫ですか?
  7. 熱源は何ですか?
  8. 耐久性は?
  9. 停電の場合はどうなりますか?
  10. 加湿器は必要ですか?
  11. 寒冷地でも利用できますか?
  12. コストはどのくらいかかりますか?

Q1 床暖房のようですが、床材の制約はありますか?
低温ですので床材は特別の制約はありません。床暖専用のフローリングでなくても使用されています。 もちろん木質の場合、床材として利用できる乾燥レベルであることは必要です。

▲ページTOPへ

Q2 一般の床暖房と違う点は?
ガスや灯油の温水式をはじめ通常の床暖房は単に「床面を暖める」装置としての使われ方が一般的です。 いわゆる「輻射熱」というより直接足で熱を感じる「伝導熱」を主とする伝熱暖房です。 一般の床暖房のような局所暖房や間欠暖房では周囲の固体温度を22℃程度に維持することができないので、 直接的に伝導熱で足から温感を与えるしかないからです。

 一方、「サーマ・スラブTM」は地中の蓄熱層から床面を通して建物の内部全体に輻射(放射)される熱で  天井・壁・机などすべての固体の表面温度を常に一定に維持する立体的な全体輻射暖房です。  おおよその目安として室内の表面温度が22℃程度であれば(この時、室温で20℃前後)人間は  決して寒くはありません。メカニズムは前述の通りです。
                                                      
熱の性質熱供給人体への熱作用床表面温度熱 感
サーマ・スラブ TM 輻射熱
(全体)
立体的間接的低め
(24℃前後)
ほんのり暖かみ(=快適)
一般の床暖房伝導熱
(局所)
平面的直接的高め
(30℃超)
熱を強く感じる(≠快適)
 
 このようにサーマ・スラブTMは一般の床暖房とは大きく違います。
サーマ・スラブが「間接暖房」と言われるゆえんです。


▲ページTOPへ

Q3 低温やけどが心配なのですが・・・
床表面温度でもせいぜい24〜25℃程度ですから、低温やけどの心配は全くありません。 保育園では0〜2歳児の部屋での採用も多数あります。

▲ページTOPへ

Q4 温度設定はできますか?
はい。施設用の制御では0.5℃刻み、住宅の場合は1℃刻みで温度設定できます。

▲ページTOPへ

Q5 利用できる補助金はありますか?
民間保育園の場合、厚生労働省の「安心こども基金」(児童福祉施設整備費補助)の 「特殊付帯工事」(その他)の対象です。また認定こども園の場合は、文部科学省からの補助金も 同時に対象となります。前者で約940万円、後者の場合合計で約1,800万円を最大限として適用されます。

▲ページTOPへ

Q6 重い家具などを床に置いても大丈夫ですか?
大丈夫です。ヒーターは床スラブの下の地中に埋設されていますので、 部屋の中ではどんな重量物を置いても大丈夫です。また保育園などで飛んだり跳ねたりしても 全く問題ありません。

▲ページTOPへ

Q7 熱源は何ですか?
電気式ヒーターパネルを床スラブ下に設置します。夜間電力を利用するのが基本です。 各地域の各電力会社でさまざまな料金メニューがありますので、用途に応じてベストの料金メニューに 基づいて設計します。システムの設計はすべて弊社で行っています。

▲ページTOPへ

Q8 耐久性は?
半永久的です。2011年の東日本大震災や2016年の熊本大地震でも壊れた案件はありません。 センサーなどの制御装置は消耗品ですので、簡単に交換できるようになっています。

▲ページTOPへ

Q9 停電の場合はどうなりますか?
東日本大地震でも証明されましたが、停電時でも3〜4日間程度は暖房を続ける能力があります。 平屋の住宅で1週間ほど温かかったという報告もあります。

▲ページTOPへ

Q10 加湿器は必要ですか?
サーマ・スラブをご利用のお客様はほとんど加湿器を使っていません。 もちろん湿度の確保には加湿器は有効ですので、ご使用いただくのは問題ありません。 ただし、加湿器は使い方、管理方法などで結露(=カビ)のリスクがありますので、ご使用に際してはご注意下さい。

▲ページTOPへ

Q11 寒冷地でも利用できますか?
マイナス25℃を下回る北海道の寒冷地でも利用されており、とても好評です。

▲ページTOPへ

Q12 コストはどのくらいかかりますか?
イニシャル・コスト (初期導入費用・価格)は、 サーマ・スラブ一式+施工費用で 約15,000〜20,000円/m2 程度です。
メンテナンス・コスト(維持費用・価格)は、メンテナンス・フリーです。 ボイラーを使用しないので、メンテナンスの必要はありません。また、耐久性に優れたヒーター線の 耐用年数は半永久的です。
ランニングコスト(年間の暖房費用・価格)は、各電力会社の契約の種類により違ってきます。
詳しくは担当者にお問い合わせください。

▲ページTOPへ


サーマエンジニアリング株式会社 0120-571-456

当サイトに掲載されている全て画像/データの著作権はサーマエンジニアリングに属します。無断転載・複製を堅く禁じます。
Copyright (C) 2016 therma.co.jp. All Rights Reserved.